貿易実務検定とは?

貿易実務検定が、ここ最近人気を集めています。貿易実務検定とは、貿易に携わるエキスパートとしての専門的な知識や実務能力があるかどうかを判定する検定です。海外との取引に重点を置いている企業にとって、貿易実務は欠かせない重要な業務となっています。

この貿易実務検定は、貿易実務を実際に経験したことがある人ならば、受験にあたってそれほど戸惑うことがないと思いますが、実務が未経験の方の場合、貿易実務といっても漠然としすぎて、不安になるのではないでしょうか?

貿易実務は、輸出入に関する手続きから契約交渉やその履行管理、船積みの手配、通関手続き、保険付保の手配、関係者への指示・伝達や、さらにはクレーム処理に至るまで、要求される知識や能力は幅広く、また、海外との契約交渉を行うこともありますから、コミュニケーションに必要な語学力も必要となってきます。その能力の有無を判断するのが貿易実務検定であると思えばいいでしょう。

海外との取引を行っている会社にとって貿易実務は必要不可欠になってきていますので、この貿易実務の資格を取得しているということは就職・転職に有利であることが予想され、貿易実務検定の人気の上昇の一因となってます。

スポンサード リンク

スポンサード リンク

貿易実務検定の特徴

貿易実務検定を実施しているのは日本貿易実務検定協会です。貿易実務検定がスタートしたのはそれほど昔のことではありません。平成10年3月に第1回目の検定試験がスタートしましたので、それほど歴史が深いわけではありませんが、平成19年12月までに7万人もの人が受験している人気の検定です。

貿易実務検定は、通関士のように国家資格(国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力、知識が判定され、特定の職業に従事すると証明される資格)ではありませんので、資格としての価値はどうなのかと、この点に不安や疑問視する人もいるようですが、通関士が通関業務に関するスペシャリストであるのに対して、貿易実務検定の資格が貿易実務全般を扱うことができる証明というのは重みがあると思います。

貿易実務検定の特徴は、受験者のレベルに応じてA級・準A級・B級・C級と異なったレベルの試験が提供されているということです。無理に最初から、A級や準A級などの上級レベルを狙わずに、今の自分の実力に応じて低いレベル(B級・C級)をまず取得し、ある程度経験や実力をつけてから、貿易実務検定の上のレベルを目指すこともできるわけです。C級であれば、テキストと問題集での勉強で、合格するケースもありますが、当然 C級(合格率 約52%)よりA級(合格率 約7%)の方が、難易度は高くなります。

この貿易実務検定、実は全国の主要都市(仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡・沖縄)で開催されるだけではなく、特的の企業や学校などの団体での受験が認められています。

貿易実務検定に合格するには

では、この貿易実務検定に合格するためには、どのような学習を進めればよいのかということは、これから受験を考えている人にとっては気になるところではないでしょうか。合格するための基本は、まずテキストや問題集で、過去問と合格基準をしっかりと把握することが大切です。

日本貿易実務検定協会のサイトでは、A級・準A級・B級・C級の各級における合格基準やそれぞれの級における問題例と解答例が掲示されていますので、まずはチェックすることが合格へのスタートの第一歩です。過去の受験人数や合格率もそれぞれの級毎に、すべて公表されているのも貿易実務検定の勉強を進める上で、非常に参考になります。受験を考えているならば、是非一度は目を通しておいた方がいいでしょう。

平成19年度の最後の貿易実務検定の合格率を比較すると、A級が5.9%、準A級が26.1%、B級が31.3%、C級が47.6%という状況です。これを見てもA級がずば抜けて難しいのがわかると思います。貿易実務検定のA級の受験を考えているのであれば、日本貿易実務検定協会が開講している講座を受けるなどの対策や、しっかりとした貿易実務検定のテキストや貿易実務検定の問題集が必要になるでしょう。また、日本貿易実務検定協会では、受験生の方々のために貿易実務の講習会を実施しております。

スポンサード リンク

Copyright © 2008 貿易実務検定にトライしよう